【日記】【恋愛】【小説】僕の恋のエピソード1
僕は、恋をしています。
5月くらいからずっとずっと恋をしています。
一目惚れです。
友達との合コンで出会った子なんだけど、居酒屋のドアから入ってきて、自分の目の前に座った瞬間に僕は恋をしてしまった。
気配りもできる、そして明るい子。
本当に天使のように可愛いのだ。
髪型はふわっと毛先が丸まったボブヘアー。
肌は白くて、声は高い。
黒の衣装を身にまとい、少し大人っぽい雰囲気を醸し出していた。
最初に入ってきた時から、少しだけシャイな子なのかな?
という印象があった。あまり目立つのは好きじゃない。
だけど、周りとコミュニケーションを取るのは本当に好きな子だ。
合コンの時も、僕はずっとその子のことだけが気になっていた。
他の子なんて眼中になかったんだ。
この出会いに本当に感謝しなくてはいけない。
1次会が終わり、2次会へ。本当はあの子の隣に座りたかったけど、
僕はそこにいけないんだ。
だってさ、恥ずかしいんだもの。
目を合わせるのだってやっとなんだ。
何やってんだ26歳。
こんなにドキドキすることは久しぶりだ。
少し、話は遡るけどね、僕は1年前に3年半寄り添った彼女と別れたんだ。
その子とは本気で結婚も考えた。
同棲をしようかという話もしていた。
でも決断した、別れるって。
相手との結婚生活を考えた時に自分が我慢を強いられる。
そんな人生は嫌だと思ったから。
僕は楽しくアウトドアで遊びたい。
でも、元彼女はできない。
行動を制限されるのが嫌だった。
だから別れた。
それから1年。好きになろうとしても人を好きになれなかった。
魅力的に感じる人はいても、本気になれなかった。
でも、ただ1回あっただけで、直感が、本能がこの子を好きと言っている。
ならば僕の気持ちは止められない。
溜まっていた溢れる気持ちの湖を解放する時が来た。
ここぞとばかりに溢れる感情をもう誰も止められない。
合コンの中で僕は結局そのこと全然コミュニケーション取れなかった。
THE草食系男子である。
僕の友達づての合コンだったから、友達にたのんでLINEグループを作ってもらうようにお願いした。
僕の目当ては、すみちゃんただ一人だ。
しかし、すみちゃんはLINEグループに一向に顔を出さない。
少しだけ落ち込んだ。
次の日の朝。
すみちゃんはLINEグループにいた。
この時点で僕の指は勝手に動いていた。
『昨日は本当に楽しかった。
もしよかったら、また一緒にご飯行けたら嬉しいな。』
勇気を振り絞った2行のLINE。
現代版の文通だ。
この2行のLINEを送った後、返事が来るまでの時間は無限のように長く感じた。
・・・次回に続く。
never-regret-blog.hatenablog.com