【就職活動】大企業に内定を貰うためのテクニック
就活生の皆様こんにちは。
何から手をつければいいのか分からない、
そんなことを思っている学生は多くいると思います。
僕も、大学院時代に就職活動をやっていました。
でも、闇雲に何社も受けてはいません。焦点を絞って就職活動に臨んでいました。
その際に意識したことを、少し解説できたらと思います。
- 大企業が欲しい人材は、主張を論理的に伝えることができる人だ
- ESの志望動機は、会社の軸と自分の軸が寄り添っていることを示せ!
- ESの自己PRはヒーローズジャーニーを意識する
- 面接は念入りな作り込みが大切
- ここから本音トーク
大企業が欲しい人材は、主張を論理的に伝えることができる人だ
就職活動において、大企業の人事が重要視する要素は、シンプルに二つです。
・社風にあっているか(理念、方向性)
・論理的に主張を伝える能力のある人材か
1点目が、会社への帰属意識が高まるかどうかを表す基準です。
採用したのに、せっかく大変なコストをかけて採用したのに、すぐに会社を辞めてしまう人はどんなに優秀でも取りたくありません。
2点目は、よく言われるコミュニケーション能力のことです。
コミュニケーション能力には様々な要素がありますが、その中で社会人の中でもっとも重要な能力が、論理的に主張を纏め上げる力だと思います。
それぞれをどこで表現するかというと、
まずESの志望理由が、1点目に当たると思います。どんな気持ち、どんな軸を持って会社を受けているのかを人事は気にするわけです。人事も人間なので、自分たちの理念をきちんと理解してくれていると考えられる人間に内定を出すでしょう。
そして、2点目の要素は、ESの構成でほぼほぼ見られれます。
また、面接時の受け答えでも見られています。
以下では、ESと面接という観点から、どのような考え方、テクニックを使っていけば、
内定に近づいていくのかを解説していきたいと思います。
ESの志望動機は、会社の軸と自分の軸が寄り添っていることを示せ!
例えば、こんな企業理念の会社があったとします。
「当社は、全世界の子供達を貧困から救い出し、笑顔にすることが最大の目標です。」
上記のように書いてあった際、自分に上記の理念に共感できるポイントを探しましょう。例えば、ボランティアで海外に行き、子供に勉強を教えたとか、
被災地にボランティアで行ったとか、単純に子供という軸で、昔から子供が好きで、子供のために何かをしたエピソードから、上記の企業理念に共感しているということを伝えてください。
しかし、企業理念に共感しただけでは説得力はありません。
企業理念にしたがってその会社が実際に実施していることを入念に調査し、
その中で自分が何をやりたいかを書きましょう。
志望動機は、告白と同じです。
あなたは、大好きな人にどうやって告白しますか??
まずは、"一途さ"が大切ですよね。そして、真剣さです。
会社の人事はまず、一途さを見ています。この子は一途にこの会社のことを思ってくれているのか。
そのあとに、一途だとしてもその深さを見るわけです。
一途そうだけど、どれだけ深く理解してくれているんだろうか??
そう考えるわけです。だから、他の会社じゃない独自の理由と、その理由の深さが、
就活生の真剣度を見極める判断基準になります。
例えば、
「私は〜という企業理念に共感したため、志望致しました。」
と言われたとしても、「え、どこに共感したの。。。。?」となるわけです。
きちっと根拠を述べましょう。嘘でもいいです。根拠を述べることが重要なのです。
また、自己紹介をきっちりしましょう。
あなたは一体どんな人ですか?
と質問された時に一言で言えない人は就活落ちます。
シンプルに自分のことを表現するのです。
ESの自己PRはヒーローズジャーニーを意識する
ヒーローズジャーニーとはご存知でしょうか?
ここら辺のサイトを参照していただければ概要は理解できるかと思います。
要するに、
「ヒーローが冒険を始めてから様々な苦難を乗り越え、最終的に報酬を手に入れる物語のこと」
をヒーローズジャーニーと呼びます。
ドラゴンボールや、ハリーポッターなど、様々な映画やアニメなので、このテクニックは使用されています。
この一種のストーリー構成の軸なのですが、とにかく
「共感を呼びやすい!!」
のが特徴です。
就活のESを読む時も、読む人は基本的に人事なので、人間がESの良し悪しを判断するのです。その中で、少しでも話の内容が共感できるような内容であった方が、ESが通る確率は格段に向上します。
そして、このヒーローズジャーニーをES版に改良した自己PRの構成はこちら。
①現状:置かれている環境、取り組もうとしていることについての説明
②直面している課題・難しさ:大きな壁!
③課題に対する取り組み:壁をどう乗り越えるのか?
④結果:課題の解消度合い
⑤結果によってもたらされた自分の成長:報酬
・・・・こういう風に表現すると、研究みたいですね、、、
そう、結局卒業研究なども全てヒーローズジャーニー的な表現ができるわけですね。
じゃあ、これに従ったテンプレートを作ってみましょう。よくあるのは、アルバイトの話ですね。
①現状:
私はコンビニエンスストアで店舗改善をしました。
②課題:
私の店舗は、他の地域に比べ売り上げが20%程度低いことが課題でした。
③課題に対する取り組み:
そこで私は、他店舗との違いを分析し、実地調査をしました。その結果、時期依存のセール商品の売り上げが極端に低いことが分かりました。更に他の店舗で実施調査を行なったところ、「店員が積極的な宣伝を行い、購買意欲を駆り立てていること」が分かりました。そのため、アルバイトの質の向上のため、宣伝マニュアルを作成し、教育を実施しました。
④結果:
その結果、売り上げは他店舗と同水準になりました。
⑤自分の成長:
この経験を踏まえ、人材を育てることの重要性を学びました。
あまりいい例ではないですが、こんな風にフレームワーク化しながらESを作れば、
どこの記述が薄いかがよく分かります。個人的には、③の部分をきちっと書くことが大切だと思います。
また、あえて、ESでは抽象的に書くテクニックなどありますが、固執せず、分量に合わせて書くと良いでしょう。
面接は念入りな作り込みが大切
次に面接テクニックです。
ESには文章で自分がどのような人間かを書いたと思います。
「私は、多くの人を巻き込む力のある人間です」
と強みなどに書いたら、その人間になりきる”演技力”が重要です。
そんな人じゃない私は、、、
と思っても、やりきるんです。ってか社会に出て周りを巻き込む能力がなければ淘汰されてしまいますから、持たざる追えないんですけどね。
自分が俳優になったように考えましょう。
役になりきるのです。
多くの人を巻き込む力のある人間ってなんだ?
どんな人だ?
どんな行動をするか?
どんな言動をするか?
などをあらゆる視点で考え、ノートに書き出してください。
そして、その思考回路に寄せてください。
周囲を巻き込む人材が、アルバイト先でどのように活躍するのか?って考えてください。
例えば、居酒屋などで周囲を巻き込む人は、
「積極的にみんなに指示を振ることができる」
「適切な気遣いをもって他人と接することができる」
「チーム一丸となるような言葉をかけることができる」
「チームで成果を上げれるような行動をとることができる」
こんな例が浮かんでくると思います。
それに従ったエピソードをESに書いて、面接で語るのです。
その強みがその企業に通用しない強みかもしれませんが、それよりも一貫性を持って軸を伝えることができれば、大抵の大企業には内定もらえます。
一貫性なんて、大学生までに誰も持っていない(一部の人は持っていますが)
大体の人は、就職活動を機に、自分の一貫性について考え出します。
だから別に嘘でもいいんです。
一旦腹をくくって決めることが重要です!!
就活がうまくいかない人の言い訳は大体こうです。
・自分のやりたいことが見つからないから企業を選べない
・就活にやる気が起きない
・今、自分のやりたいことなんてない
こういう心理って、僕も良く分かるんですが、結局、
「自分の人生の可能性を決めたくない!決めるのが怖い!」
って思っている人が多いと思います。
もっといい道があるはずだ、自分には絶対もっと合う場所があるはず!誰か見つけて!!
って思っている人だと思うんですけど、そもそも自分で探してない時点で、やる気もありません。
そしてそういう人は決めてないから選べないんです。
とりあえず、本心でなくても一つに決めることが重要です。
失敗したら後でまた変更すればいいのですから。
ここから本音トーク
迷える就活生諸君、僕も迷いましたけどね普通に。
何やっていいかわからなかった。
だから、今大企業に入ったとしても不満を抱えています。
就活は後悔しないように、自分の本当にやりたいことを突き詰めた方がいいです。
お金なんて後でついてくるはずです。
僕は、嘘をついて就活しました。
内定を貰うために焦点絞って就活しました。
その結果、会社での生活はそこそこ。そこまで満足感はありませんが、
やりたいことをやっている感じもしません。
そんな人になりたくない人は、本心で就活してください。
会社がお金を稼ぐ手段で、何やってもいいよって人は、僕の記事を参考にしてくだされば幸いです。